旧ソビエトの構成国ジョージアで「親ロシア」か「親欧米」か国の行方を左右する議会選挙が行われ、与野党双方が勝利宣言する事態となっています。
ジョージアで26日、実施された議会選挙は歴史的な選挙と位置づけられています。
12年間政権を握ってきた親ロシアとされる与党「ジョージアの夢」に対して、野党勢力は親欧米路線を訴え、世論は二分していました。
投票は日本時間の27日午前1時に締め切られましたが、結果はまだ判明していません。
投票終了直後、与党が花火を打ち上げ勝利を宣言する一方、親欧米派のズラビシヴィリ大統領は野党系メディアの出口調査の結果を示し、野党勢力が勝利したとSNSに投稿しました。
投票の時間中、野党の事務所がおよそ150人に襲撃されるなど、各地で衝突が発生しました。
今後、与野党どちらが勝利しても、選挙結果を巡り情勢が不安定化する恐れがあります。
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