北京を訪れているアップル社のティム・クックCEO(最高経営責任者)が王文涛商務相と会談し、「アップルは中国市場を引き続き重要視している」と強調しました。
中国商務省によりますと、25日にクックCEOと面会した王商務相は「中国は政府と企業の交流を通じてアメリカと中国の経済・貿易関係が発展の軌道に戻るのを支援したい」と述べました。
一方、クックCEOは中国市場を引き続き重視する考えを示したうえで、「アップルは今後もアメリカと中国の経済・貿易分野の橋渡しの役割を果たす」と表明したということです。
中国メディアによりますと、クックCEOは21日から北京を訪れていて、IT企業や関係省庁を訪れていました。
中国ではアップル社の「iPhone」のシェアが落ちていて、訪中にはテコ入れを図る狙いもあるとみられます。
画像:中国商務省HPから
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