ロシアや中国、インドなどで構成されるBRICS首脳会議は「グローバルサウス」と呼ばれる新興国との連携強化を強調する宣言を採択しました。
23日、ロシアのカザンで開かれた全体会合で、プーチン大統領は「我々は政治や経済を含むあらゆる側面で大きな可能性を持ち、団結している」と述べ、BRICSの存在感を強調しました。
中国の習近平国家主席は「公正なBRICS作りを先導する」ため、メンバーを拡大し、「グローバルサウス」の発言権を高めることを主張しました。
宣言では、BRICS拡大に向け「グローバルサウスによる我々への関心を歓迎する」とし、連携強化の支持などが盛り込まれました。
また、中国とインドの首脳会議が5年ぶりに行われ、「互いに脅威にならないこと」などを確認しています。
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