ガザ地区での停戦交渉を仲介するアメリカのブリンケン国務長官がハマスの最高指導者が殺害された後、初めてイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相と会談しました。

　ブリンケン国務長官は22日、イスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相と2時間半にわたって会談しました。

　イスラエルの地元メディアは、ブリンケン国務長官がハマスの最高指導者・シンワル氏の殺害を機に、停戦と人質解放のための取り引きを進めるよう促したと伝えています。

　さらに、ガザ地区への援助を拡大することを認めるよう迫ったということです。

　ネタニヤフ首相の事務所は、ハマスなどの後ろ盾となっているイランについて触れ、「会談でその脅威と対抗するために両国が協力する必要性が提起された」と声明を出しました。

　ブリンケン国務長官は23日に同じく仲介を務めるエジプトも訪れ、協議を続けることにしています。

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