アメリカのトランプ前大統領は2021年1月6日に起きた連邦議会乱入事件に関連して収監されている受刑者について、第二次世界大戦当時にアメリカで強制収容された日系アメリカ人と同様に、不当に拘束されているという認識を示しました。

アメリカのトランプ前大統領は18日、ポッドキャスト番組に出演しました。

その中で、2021年の連邦議会乱入事件の関連で収監されている受刑者について「なぜ彼らは、まだ拘束されているのか?誰もこんな扱いを受けたことはない。率直に言って、第二次世界大戦中に強制収容された日系アメリカ人くらいではないか。彼らも拘束された」と述べました。

トランプ氏は議会乱入事件の受刑者が不当に拘束されていると主張する根拠として、今年6月、連邦最高裁が議会乱入事件で複数の罪に問われた元警察官への起訴の一部が不適切だったとする判断を下したことを挙げています。

日系アメリカ人の強制収容をめぐっては、アメリカ政府が1988年に日系人に公式に謝罪しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。