北朝鮮メディアは、金正恩総書記が韓国とつながる道路を爆破したことについて、「統一という非現実的な認識を払拭した」と述べたと報じました。

朝鮮中央テレビは18日、金正恩総書記が17日に朝鮮人民軍第2軍団の指揮部を訪問したと伝えました。

金総書記は、15日に韓国とつながる道路を爆破したことについて、「物理的な閉鎖という意味を超え、同族意識と統一という非現実的な認識をきれいに払拭した」と強調。「今後、我々の攻撃力が使用されるなら、それは同族ではない敵国に対する合法的な報復行動になる」と述べたということです。

また、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は12日付けの紙面まで金総書記の祖父、故・金日成主席が生まれた1912年を元号とする「主体年号」を表記していましたが、次の日からは西暦だけになり、年号の使用をやめたとみられます。

韓国の通信社・聯合ニュースは、「金総書記が祖父の威光から脱却し、自身を偶像化するための試み」との見方を報じています。

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