ノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことについて、ロシアから侵攻を受けるウクライナ外務省の報道官は「原子力の安全確保の重要性を改めて強調するものだ」と称えたうえで、「ロシアは核の脅しをやめるべきだ」と非難しました。
日本被団協のノーベル平和賞受賞が決まったことを受け、ウクライナ外務省の報道官は11日、JNNに声明を寄せ、「重要な賞を受ける日本の友人たちを祝福する。原子力の安全の重要性を改めて強調するものだ」と称えました。
そして、「ウクライナ人は、核兵器の問題の重要性を誰よりも理解している」と強調しました。
ロシアについては、「我が国に侵略を開始し、国民と全世界を大量破壊兵器の脅威にさらしている」、「核兵器をめぐる無責任な言動と核の脅しをやめなければならない」と非難しました。
また、報道官はロシアがウクライナ南部のザポリージャ原発を占拠していることについて、「原子力の安全を脅かしている。原発から軍人や職員を撤退させるべきだ」と訴えました。
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