中国の宇宙関連の国有企業は、四川省の衛星発射センターから衛星を搭載したロケットを発射したと発表しました。台湾中部の上空を通過したとみられます。
中国の国有企業は10日夜、高軌道のインターネットサービス衛星を搭載したロケット「長征3号」を発射し、正確に予定の軌道に投入したと発表しました。
台湾国防省によりますと、ロケットは台湾中部の上空を通過し、大気圏外の高度で西太平洋の方向に飛行したということです。
これに先立ち台湾の頼清徳総統は10日、「建国記念の日」と位置付けている式典で「中国には台湾を代表する権利はない」と述べていました。
台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室は「いかなる者もいかなる勢力も、祖国統一の歴史の流れを止めることはできない」と反発しています。
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