イギリスのキャサリン妃が、がんの化学療法を終えてから、復帰後の公務としては初めて市民の前に姿を見せました。

イギリス王室によりますと、キャサリン妃は10日、ウィリアム皇太子とともに、今年7月にダンス教室に参加していた少女たちが当時17歳の少年に刺殺された中部・サウスポートを訪れ、対応にあたった警察官や救急隊員を慰労しました。

また、亡くなった3人の少女の遺族や現場に居合わせた生存者と面会し、地域への支援を約束しました。

キャサリン妃は先月、がんの化学療法を終えたと発表していて、今回、復帰後の公務としては初めて市民の前に姿を見せました。

サウスポートの刺殺事件をめぐっては、インターネット上で犯人の「偽情報」が拡散されたことから、極右主義者が主導する人種差別的な暴動が各地に広がり、これまでに1200人以上が逮捕されています。

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