イスラエルのネタニヤフ首相は、イスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者の後継候補を殺害したと明らかにしました。
イスラエル ネタニヤフ首相
「我々はナスララ師と彼の後継者を含む数千人のテロリストを排除した。後継者の後継者も排除した。今日、ヒズボラは近年で最も弱体化している」
イスラエルのネタニヤフ首相は8日、殺害したヒズボラの最高指導者ナスララ師の後継候補を殺害したと発表しました。
名前を明らかにしていませんが、後継者になる可能性が最も高いとされてきたサフィディン師とみられています。
ネタニヤフ首相はレバノンの国民に向けて、「テロリストにこれ以上、あなた方の将来を破壊させてはならない」と述べ、イスラエルと平和的に共存できるようにしてほしいと訴えました。
一方、アメリカ国防総省の報道官は8日、イスラエル側からガラント国防相の訪米を延期するとの連絡を受けたと述べました。
ガラント国防相は政権内では穏健派とみられていますが、イスラエルメディアは延期の理由について、強硬派のネタニヤフ首相がイランへの反撃計画についてガラント国防相よりも先にバイデン大統領と話し合いたかったためだと報じています。
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