イスラエル軍の攻撃が続くレバノンで、死者がこの2週間で1400人余りに上ることが明らかになりました。

 イスラエル軍は6日、レバノンの首都ベイルートにあるイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の諜報本部や武器貯蔵施設などを攻撃したと発表しました。

 中東の衛星テレビ局「アルジャジーラ」は、数人の子どもを含む少なくとも12人が死亡したと伝えています。

 ロイター通信によりますと、レバノン当局はイスラエルとの戦闘で過去1年間の死者数が2086人になったと発表しました。

 CNNはこの2週間の死者が1400人を超えたと報じています。

 一方、CNNなどによりますと、ヒズボラは6日夜、イスラエル北部の港湾都市ハイファにロケット弾を発射し、少なくとも5人がけがをしました。

 今回の衝突で、ヒズボラのロケット弾がハイファに着弾したのは初めてとみられます。

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