イスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの間で攻撃の応酬が続くなか、アメリカメディアはイスラエル軍の特殊部隊が地上侵攻に向けてレバノン領内で偵察作戦を始めたと伝えました。
イスラエル軍によるレバノンへの地上侵攻の可能性が高まるなか、イスラエル北部では部隊が準備を進めています。
アメリカのNBCニュースなどはイスラエル当局者の話として、特殊部隊がすでにレバノン領内で偵察作戦を始めていると報じました。
ヒズボラの位置などの情報収集のためだとしています。
また、アメリカ国務省のミラー報道官はイスラエル側からヒズボラのインフラを対象としたレバノン国境付近での「限定的な作戦」について説明を受けたことを明らかにしました。
一方、ヒズボラの最高指導者に次ぐリーダーの一人、カセム師は30日、「地上侵攻に立ち向かう用意はできている」と述べ、対決姿勢を強調しました。
最高指導者ナスララ師の死亡後、カセム師が公の場で発言するのは初めてです。
ナスララ師の後任については「出来るだけ早く選出する」としています。
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