イスラエル軍によるレバノンのシーア派組織「ヒズボラ」本部への攻撃について、アメリカのオースティン国防長官は事前に知らされていなかったと明かしました。
オースティン米国防長官
「アメリカはイスラエル軍の作戦には関与していないし、事前に何の通知もなかった」
オースティン国防長官はイスラエル軍がレバノンの首都、ベイルート南部にあるヒズボラの中央司令本部を空爆したことについて、イスラエル側から事前の通知がなかったことを明らかにしました。
オースティン長官は「全面戦争は避けるべきだ」と述べ、外交的な解決が最善の道だと強調しました。
ブリンケン国務長官
「イスラエルにはテロから国を守る自衛権があるが、その方法が重要だ。今後、数日間ですべての当事者が決める選択がこの地域がどう進むかを決めることになる」
ブリンケン国務長官は27日、イスラエルとヒズボラとの戦闘を巡り、「外交的な解決の道は確実に存在する」と強調し、フランスや日本などと共同で提案した21日間の即時停戦案を双方が受け入れるよう改めて求めました。
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