ロシアのショイグ国防相は２３日、国防省幹部の会議で「西側兵器の物流拠点や保管基地への攻撃を強化する」と宣言し、ウクライナ支援を本格的に再開させる構えの米国を牽制（けんせい）した。
ロシアは「米国やその同盟国に対抗し、今後も武器や装備品の生産を増やす」と強調した。ウクライナからの攻撃に備えて防空、ミサイル防衛能力も強化するとした。
ショイグ氏は、露軍が全ての前線で主導権を握ってウクライナ軍を退却させ、ウクライナ東部ドネツク州で占領地を広げているとも指摘した。（共同）
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