“ノーベル賞クラス”の研究者に与えられるとされる「クラリベイト引用栄誉賞」に、2人の日本人研究者が選ばれました。
「引用栄誉賞」はイギリスの学術情報サービス会社「クラリベイト社」が、学術論文の引用回数が多い研究者をノーベル賞級の候補として表彰するもので、23回目となる今年度は世界で22人が選ばれました。
このうち日本人では、▼化学の分野で太陽光だけを使い、水から直接水素を製造する光触媒とシステムを開発した信州大学アクア・リジェネレーション機構の特別特任教授の堂免一成氏と、▼生理学・医学の分野で運動制御や学習行動の中心となる大脳基底核の生理学的研究が評価されたアメリカ国立眼病研究所の彦坂興秀氏の2人が選ばれました。
受賞者のうち、これまでに75人がノーベル賞を受賞していることなどから「クラリベイト引用栄誉賞」は「ノーベル賞の登竜門」としても知られています。
今年のノーベル賞は来月7日から発表されます。
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