多数の通信機器が爆発したばかりのレバノンで、今度は無線機器が一斉に爆発しました。爆発したのは日本製との情報もある一方、メーカーは「現地との大量取引はない」と話しています。

 レバノン各地で18日、無線機器が一斉に爆発し、アメリカのニュースサイト「アクシオス」はその数が数千台に上ると報じています。

 中東のメディアなどは、レバノン保健省からの情報として、これまでに少なくとも14人が死亡し、450人以上がけがをしたと伝えています。

 また、爆発したのは日本製のトランシーバーだと報じています。

 製品が爆発したと指摘されたメーカーのヨーロッパの現地法人はANNの取材に、中東向けの輸出は管理が厳格で「正規品とは考えにくい」と説明しました。

 指摘されている製品はコピー製品が多く出回っている一方、メーカーでは数年前に生産を終了していて、これまでもレバノン向けの大量の取引は無いということです。

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