北朝鮮の金正恩総書記が核兵器研究所などを訪問し、核兵器の増産態勢を整えるよう指示しました。さらに、新型ロケット砲の実験を視察したことも明らかにされました。

 朝鮮労働党の機関紙はウラン濃縮施設内部の写真を初めて公開し、視察した金総書記が核物質の生産を急速に進めていることに、「見るだけでも力が出る」と述べたと報じています。

 そのうえで、「核兵器を中心とする自衛と先制攻撃能力を絶えず強化していく」と強調したとしています。

 また、金総書記が新型600ミリロケット砲の発射実験を視察したことも報じられています。

 日時は明らかにされていませんが、12日朝のミサイル発射を指すとみられ、「走行と連射の試験で優れた性能が実証された」としています。

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