中国の習近平国家主席が来月、ロシアで開催される新興国の枠組み「BRICS」の首脳会議に出席し、プーチン大統領とも会談を行う見通しです。
プーチン大統領は12日、中国の王毅外相とサンクトペテルブルクで会談し、10月にロシア中部カザンで開かれるBRICS首脳会議に習近平国家主席を招待するとしたうえで、国際舞台での両国の連携が「多国間および二国間会談で議論の主題になる」と述べました。
これに対し、王毅外相は「招待を喜んで受け入れる」と応じ、「戦略的な問題をさらに深く協議することになる」と述べました。
会談に先立ち、プーチン氏はBRICS加盟国の高官らとの会議で、BRICSの活動に34か国が関心を示していると強調しました。
ウクライナ侵攻で欧米との対立を深めるなか、ロシアは孤立していないとアピールする狙いがあるとみられます。
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