ロシア軍幹部はウクライナ軍の越境攻撃が続くロシア西部で、およそ10の集落を奪還したと主張しました。ロシア側が大規模な反撃を始めたとの見方も出ています。
ロシア軍幹部のアラウディノフ氏は11日、ウクライナ軍の越境攻撃が続くロシア西部クルスク州で、およそ10の集落を奪還したとして、「ウクライナ側は非常に大きな損失を出し、領土を維持するのは困難だと理解し始めている」と主張しました。
先月6日の越境攻撃開始以降、ロシア側がまとまった数の集落の奪還を主張したのは初めてとみられ、ロシアの複数の軍事ブロガーはロシア軍が大規模な反撃を開始したとの見方を示しています。
ウクライナ側はこれまで、越境攻撃により100の集落を掌握したと主張。
これに対し、プーチン大統領は今月5日、「徐々に敵を締め出している」と述べていました。
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