来年1月以降、イギリスに入国する日本人観光客らは、事前にオンラインでETA=電子渡航認証の取得が必要になることが分かりました。

 イギリス内務省は10日、来年4月までにイギリスに入国するすべての外国人渡航者にビザかETAの取得を義務付けると発表しました。

 イギリス政府は「入国審査や移民制度のデジタル化を進めることで、セキュリティを強化したい」としています。

 日本人の観光客らも来年1月8日以降、イギリスの入国にETAが必要になります。

 また来年4月2日以降はEU(ヨーロッパ連合)諸国などのパスポートを持つ人もETAが必要になります。

 これまで日本人観光客やビジネスマンらは6カ月以内の滞在であれば、イギリスの入国にビザやETAは必要ありませんでした。

 日本人向けのETAの申請開始は11月27日の予定で、申請には10ポンド=およそ1900円の費用がかかります。

 ETAは1回の申請で2年間、もしくはパスポートの有効期限が切れるまで有効だということです。

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