シリア中部ハマ近郊で8日深夜、イスラエルによるとみられるミサイル攻撃があり、少なくとも民間人14人が死亡した。シリア国営メディアなどが報じた。ロイター通信によると、シリア軍の化学兵器に関連する研究所が標的になったとみられる。
シリアのアサド政権はイスラエルと敵対するイランの支援を受けており、この研究所にもイランの軍事専門家が駐在していた可能性があると報じられている。
イスラエルは攻撃についてコメントしていないが、これまでもたびたびシリア国内を攻撃してきた。4月には首都ダマスカスのイラン大使館を空爆してイラン革命防衛隊の幹部らを殺害し、イランによる報復攻撃を招いた。【カイロ金子淳】
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