林芳正官房長官は6日の記者会見で、ベラルーシで拘束された日本人男性に関する同国の国営テレビの番組について、「問題がある内容が含まれていた」としてベラルーシ外務省に抗議したと明らかにした。
国営テレビが番組の予告編として公開した動画では、手錠をかけられた「ナカニシ・マサトシ」と名乗る男性が「私の活動はベラルーシにとって危険な可能性がある」とロシア語で質問に答えていた。番組は日本時間6日未明に放送された。
林氏は「放映に先立ち、在ベラルーシ日本大使館からベラルーシ外務省に放映中止を強く申し入れたが、結果として放映されたことは極めて遺憾」としたうえで、男性について「できる限りの支援を行う」と述べた。【鈴木悟】
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