イタリア・ローマの観光名所「トレビの泉」について、ローマ市がオーバーツーリズム対策として、事前予約制や人数制限の導入を検討しているとロイター通信が報じました。
イタリア・ローマの「トレビの泉」は、泉に背を向けてコインを投げ入れるとローマを再び訪問できるという言い伝えで知られる人気の観光名所です。
ロイター通信によりますと、市は多すぎる観光客への対策として、トレビの泉へのアクセス制限を検討していて、事前予約制や、時間ごとに人数制限を設ける案が出ているということです。
また、観光担当の評議員は現地メディアに対し、「観光客から1ユーロ(約160円)の入場料を徴収することにも賛成だ」と話しています。
オーバーツーリズム対策をめぐっては、同じイタリアのベネチア市が今年、日帰り観光客から入域料を徴収する実証実験を行っています。
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