台風11号の影響により、フィリピンでは首都・マニラなどで土砂崩れや洪水の被害が相次ぎ、ロイター通信は少なくとも13人が死亡したと伝えています。
気象庁によりますと、1日にフィリピンの東の海上で発生した台風11号は、中心の気圧が998ヘクトパスカル、最大瞬間風速は30メートルです。
現地メディアによりますと、台風11号は3日までに北部のルソン島を発達しながら横断し、首都・マニラなど各地で土砂崩れや洪水などの被害が発生しています。
ロイター通信は、国内で少なくとも13人が死亡し、4人が行方不明になっていると報じました。
また、学校や行政機関が閉鎖されたほか、一部の航空便が欠航するなど、影響が広がっているということです。
台風11号は、南シナ海を西寄りに進んでいて、今後、非常に強い勢力まで急速に発達すると予想されています。
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