アメリカ民主党の大統領候補、ハリス副大統領が日本製鉄による「USスチール」の買収について、「アメリカで所有・運営されるべきだ」と反対する姿勢を明確にしました。
アメリカ ハリス副大統領
「私はバイデン大統領に、この上なく同意します。USスチールはアメリカで所有され、運営され続けるべきです」
ハリス副大統領は2日、東部ペンシルベニア州で行った選挙集会で、このように表明しました。
この買収をめぐっては、バイデン大統領とトランプ前大統領がすでに反対の考えを明らかにしていますが、新たに大統領候補となったハリス氏が立場を示したのは初めてです。
集会を開いたペンシルベニア州は大統領選の結果を左右する激戦州の一つで、買収に反対することで州内の鉄鋼関連の労働者の支持を得たい考えです。
一方、中西部ウィスコンシン州で選挙集会に向かっていた民主党の副大統領候補、ウォルズ氏の車列が2日、接触事故を起こしました。ウォルズ氏は無事だったものの、陣営スタッフや同行していた記者がけがをしたということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。