国家安全保障を担当しているアメリカのサリバン大統領補佐官は、訪問先の中国で王毅外相と会談し、米中首脳による電話会談を数週間以内に実施することなどを協議しました。

アメリカ政府によりますと、サリバン大統領補佐官と王毅外相は28日、2日連続となる会談を行い、バイデン大統領と習近平国家主席による電話会談を数週間以内に実施する方向で調整を進めました。

率直な対話を推進するための取り組みだとして、双方が歓迎したということです。

会談では経済摩擦などの米中間の懸案に加え、緊迫化する台湾情勢なども話し合われ、「率直で実質的、建設的な議論」が行われたとしていて、今後も高官級協議を続けることで一致しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。