2009年に解散した英国のロックバンド「オアシス」が27日、公式SNSで再結成と来年のツアー日程を発表した。主に曲を作る兄のノエル・ギャラガーと、ボーカルで弟のリアム・ギャラガー兄弟は、長らく不仲だったことから、再結成にファンの喜びもひとしお。日本のファンもSNSに喜びの声を続々投稿している。
X(ツイッター)では、「オアシス再結成」とともに、毎年7月に新潟・苗場で開催される野外音楽イベント「フジロック」がトレンド入りした。背景には、来日を期待するファンの思いがあった。
再結成に喜び、一方で落胆の声も
オアシスは、01年と09年にフジロックフェスティバル(フジロック)に出演。09年7月のフジロックの約1カ月後、オアシスは解散を発表。その後も、ギャラガー兄弟はそれぞれのバンドで来日しているが、オアシスとしてはフジロックが最後の日本公演となった。
オアシスが日本時間の26日、Xに「27.08.24」と投稿すると、日本のファンは「再結成するのでは」「フジロックに来てほしい」と色めき立った。
しかし、27日にツアー日程が発表されると、例年フジロックが開催される7月末は、イギリス・ロンドンのウェンブリースタジアムでツアー中であることが判明。
さらには、千葉と大阪で開催される洋楽フェス「サマーソニック」が例年行われる8月も、スコットランドやアイルランドでのツアーが予定されており、「フジロックもサマソニも来ないのか」と、落胆の声が広がったことがトレンド入りにつながったとみられる。
しかし、諦めるのはまだ早い。オアシス公式サイトでは、「ヨーロッパ以外の大陸でもツアーする計画がある」と小さく書かれている。Xでは、「単独公演を」と来日を望む声が多数ある。日本のファンが、再結成ライブを目撃できる日は来るのだろうか。【デジタル報道グループ】
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