アメリカのサリバン大統領補佐官が北京に到着しました。台湾情勢などについて中国の王毅外相と会談する予定です。

 サリバン大統領補佐官を乗せた飛行機は、27日午後2時すぎに北京の空港に到着しました。

 中国外務省によりますと、サリバン補佐官は29日までの3日間、中国に滞在し、王毅外相らと会談する予定です。

 会談では軍同士の直接対話の継続を確認するほか、台湾や緊張が高まる南シナ海の問題などが議題になる見通しです。

 アメリカの国家安全保障担当である大統領補佐官の訪中はおよそ8年ぶりで、中国メディアは去年11月に行われた「サンフランシスコでの首脳会談のコンセンサスを実行するための重要な措置である」と報じています。

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