パレスチナ・ガザ地区で20日から21日にかけてイスラエル軍による空爆があり、22人が死亡しました。ネタニヤフ首相は、今後さらに攻撃を強めるとしています。

 AP通信によりますと、イスラエル軍によるラファへの空爆で子ども18人を含む22人が死亡しました。

 一連の攻撃で殺害された母親から緊急の帝王切開で新生児が救出されました。

 一時、危険な状態でしたが現在は安定しているということです。

 病院関係者は「この子は生まれた時から孤児だ」と、容赦ないイスラエル側の攻撃を非難しています。

 イスラエルのネタニヤフ首相は21日、声明を発表し「今後数日間、我々はハマスへの政治的、軍事的圧力を強め、近いうちに痛烈な追撃を加える。それが人質を解放し、我々が勝利する唯一の方法だからだ」と述べ、ラファへの地上侵攻を示唆しました。

 また、イスラエル軍の報道官は「参謀総長が南部の司令部に来て戦闘における次の動きを承認した」としています。

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