女性初の米大統領を目指す民主党のハリス副大統領(59)は22日、米中西部イリノイ州シカゴで開かれている党全国大会で、大統領候補指名受諾演説を行った。
ハリス氏は安全保障上の脅威となっている北朝鮮問題についても発言した。大統領任期中に北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記との直接交渉を試みた共和党のトランプ氏を批判し、自身は「暴君や独裁者に寄り添うつもりはない」と違いを強調した。
金氏がトランプ氏に味方するのは、「お世辞などで簡単に操れるからだ」と指摘。「トランプ氏が独裁者に責任を取らせないのは、彼自身が独裁者になりたがっているからだ」と批判を強めた。【ニューヨーク中村聡也】
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