11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は21日、南部ノースカロライナ州で、7月13日の銃撃事件後初めて屋外での選挙集会に臨んだ。狙撃を防止するため、演壇の周りは現職大統領の警護に使用される防弾ガラスで囲われていた。
集会中に聴衆が体調不良を訴えた際、トランプ氏は演説を中断し、医師の対応を要請。防弾ガラスの外に出て、気分が悪くなった聴衆に歩み寄り、声をかける一幕もあった。
トランプ氏は7月、東部ペンシルベニア州バトラーで演説中、会場外にある建物の屋根の上から狙撃され、耳を負傷した。聴衆の1人が死亡、2人が負傷した。容疑者は射殺され、動機は未解明となっている。【中西部イリノイ州シカゴ秋山信一】
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