イスラエルとの戦闘停止などに向けた交渉について、イスラム組織ハマスは「ネタニヤフ首相が依然として合意を妨害している」などと非難しました。

ハマスは18日、先週行われた停戦交渉以降、初めて声明を発表しました。

仲介国のアメリカが示した案について「ネタニヤフ氏の提示する条件に沿った内容だ」などと述べ、特に恒久的な停戦やイスラエル軍のガザからの完全撤退を拒否していると反発しました。

さらに、ネタニヤフ氏が「戦争を長引かせる目的で新たな条件や要求を課している」とし、「依然として合意を妨害している」などと非難しました。

交渉についてバイデン大統領は次のように話しています。

アメリカ　バイデン大統領
「（交渉は）まだ続いている。我々は諦めない。まだ可能だ」

こうしたなか、ブリンケン国務長官がイスラエルに到着、19日にネタニヤフ首相と会談する予定です。

アメリカなどは、今週末までにエジプトで高官級の協議を開き、合意を目指す方針を明らかにしていますが、先行きが見通せない状況が続いています。

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