アメリカのバイデン大統領は、パレスチナ・ガザ地区での停戦交渉の合意が目前に迫っているという認識を示しました。
バイデン大統領
「我々はかつてないほど合意に近付いている。まだ到達していないが、3日前よりはずっと近付いた。だから祈り続けよう」
カタールの首都ドーハで16日に行われた停戦交渉で、仲介役を務めるアメリカ政府がイスラエルとハマスに対して新たな提案を示しました。
バイデン大統領は仲介役のエジプトのシシ大統領とカタールのタミム首長と電話会談し、停戦交渉の進展について協議しました。
週明けにもエジプトのカイロで停戦に向けた協議を再開するほか、ブリンケン国務長官を17日にイスラエルに派遣し、ネタニヤフ首相と会談する見通しです。
バイデン大統領は声明で、包括的な停戦と人質解放が目前に迫っているなか、このプロセスを損なう行動を取るべきではないと強調し、イランによるイスラエル報復を牽制(けんせい)しました。
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