アメリカでハッカー集団が最大29億人分の個人情報を不正に入手して漏洩(ろうえい)させた疑いがあると複数のメディアが報じました。

 LAタイムズなどによりますと、ハッカー集団は企業などに個人情報を提供するナショナル・パブリック・データ社からアメリカ、カナダ、イギリスを含む最大29億人分の名前や住所、社会保障番号などの個人情報を盗み、漏洩させた疑いがあるとしています。

 ナショナル・パブリック・データ社は漏洩疑惑について正式なコメントを出していません。

 専門家はハッカー集団が入手した情報にはメールアドレスや写真などの情報が欠けているとしながらも、「過去の漏洩よりもはるかに憂慮すべきだ」とし、警戒を呼び掛けています。

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