パレスチナ自治政府のアッバス議長が訪問中のトルコ議会で演説し、イスラエルとの衝突が続くガザ地区に赴き「全身全霊で野蛮な侵略を阻止する」と決意を語りました。
ヨルダン川西岸地区の一部で限定的な自治をしているパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は15日、トルコ議会で46分間にわたって演説しました。
イスラエルがパレスチナから撤退しない限りガザ地区での衝突は終わらないと訴えました。
イスラエルを支持するアメリカに対しては、パレスチナの国連への加盟を巡って安全保障理事会の決議に拒否権を発動することで「大惨事」を長引かせていると非難しました。
アッバス議長は「パレスチナ自治政府のメンバーとともにガザ地区へ赴くことを決めた」とも述べました。
そのうえで、「全身全霊を傾けてこの野蛮な侵略を阻止するために全力を尽くす」と決意を語りました。
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