ギリシャの首都アテネ近郊で山火事が相次いで発生し、住民が避難を余儀なくされています。

ロイター通信などによりますと、ギリシャの首都・アテネ近郊で山火事が相次いで発生しています。

消防が夜通しで消火活動にあたっていますが、強風にあおられて火は急速に広がっています。

住宅や車が焼ける被害が出ていて、12日までに少なくとも25の町や村で住民が避難を余儀なくされています。

ギリシャでは夏には毎年のように山火事が起きていますが、猛暑や乾燥によって、近年はより頻繁で激しくなっています。

今年の夏は、観測史上最も気温が高くなることが予測されていて、火災に関する警戒態勢は少なくとも15日まで続くということです。

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