カナダ出身の歌手、セリーヌ・ディオンさんが、アメリカのトランプ前大統領の選挙集会で楽曲や映像が許可なく使用されたとして抗議しました。

 10日、セリーヌ・ディオンさんは自身のSNSで「トランプ氏が行った選挙集会で『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』を歌っている映像や音声が無断使用されていることが分かった」としたうえで、「このような使用は一切許可しません」と抗議しました。

 アメリカメディアによりますと、9日、トランプ氏らが西部モンタナ州で行った選挙集会で、大型スクリーンにエルビス・プレスリーやルイ・アームストロングなど有名アーティストの楽曲がおよそ40分間流されました。

 その中でセリーヌ・ディオンさんが「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」をフルコーラスで歌う映像が使われています。

 トランプ氏は過去の集会でも有名アーティストの楽曲を無断で使用し、抗議を受けています。

 この集会はアメリカメディアによってライブ配信されていて、コメント欄には「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が映画「タイタニック」の主題歌であったことから、「トランプ氏は沈みつつある」などと言ったコメントも散見されています。

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