厳しい暑さのなか、中国の上海でも40℃を超える猛暑が続き、強烈な日差しを避けようと完全防備のマスクまで登場しました。

 上海市では8月に入って連日、最高気温37℃以上が続き、うち3日間は40℃を超えました。

 猛暑が続くなか、いつもは観光客でにぎわう市の中心部も人影はまばら。

 厳しい日差しを避けようと男女ともに日傘を持つ人も多く、顔や頭をすっぽりとマスクなどで覆って出歩く人も珍しくありません。

 日本よりも一層徹底しているのが、日焼け対策グッズの数々です。

 特に目をひくのは大胆な「日焼け止めマスク」です。

 見慣れていないと、思わず見入ってしまう完全防備のマスクですが、上海の街角では頻繁に目にします。

 中国では特に、年代を問わずに美白にこだわる人が多いとされ、日焼け防止グッズの市場は急成長しているといいます。

 上海の南西にある杭州市では、8月3日に最高気温41.9℃を記録し、中国国内では熱中症による死者も出ています。

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