6日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は4営業日ぶりに値上がりしました。

6日のニューヨーク株式市場は、東京など主要市場で株価が上昇した流れを受けたほか、前日までの3営業日で2100ドルあまり下落したことの反動で、値下がりした株式を中心に買い注文が広がりました。

ハイテク株などが買われ、ダウ平均株価は前の日に比べ、一時700ドル以上値上がりしましたが、取引終了にかけて上げ幅を縮め、結局、294ドル高い3万8997ドルで引けました。

また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も4営業日ぶりに上昇に転じました。

今後の市場について、専門家は…

大和証券キャピタル・マーケッツアメリカ シュナイダー恵子マネージング・ディレクター
「株式市場の上昇を支えてきた『強いアメリカ経済、トランプトレード、AIブーム』という3つの柱が同時に揺らいだため、株だけでなく債券、為替など多くの資産で、これまでの強いトレンドの巻き戻しがおきました。長期的なアメリカ株の成長シナリオは変わっていないので、不透明感が払拭され、今後の投資戦略が固まれば上昇基調を取り戻せると考えています」

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