英紙デーリー・メールは3日、米国のカマラ・ハリス副大統領(59)=民主党=の夫ダグ・エムホフ氏(59)が過去に、自らの不倫が原因で前妻と離婚していたと報じた。不倫相手は子供の通学先の教師で、家庭教師も務めていたという。
エムホフ氏は米CNNへの声明で「最初の婚姻の時、私のせいで妻との関係が難しくなった」と述べ、当時の不倫を事実上認めた。ハリス氏には直接関係はないが、11月の大統領選に向けてイメージダウンにつながる可能性がある。
デーリー・メールによると、2009年に妻が不倫に気づき、16年間に及んだ婚姻関係を解消した。当時、エムホフ氏の長男は15歳、長女は10歳だった。不倫によって家庭教師は妊娠していたというが、出産したかどうかは不明だ。
CNNによると、エムホフ氏はハリス氏に対し、再婚前に過去の不倫について説明していたという。また、バイデン大統領が20年大統領選でハリス氏を副大統領候補に決める際、陣営はこうした情報を把握していた。
エムホフ氏は弁護士で、14年に当時、西部カリフォルニア州の司法長官だったハリス氏と再婚した。2人の子供は継母のハリス氏を「ママラ」と呼んでいると報じられている。【ワシントン秋山信一】
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