ロシアを訪問中の鈴木宗男参院議員が現地で取材に応じ、北方領土周辺海域での安全操業の早期再開などをロシア側に働きかけたとしています。
鈴木宗男 参院議員
「日ロ関係の発展が東アジアの安定、ひいては世界の安定につながる」
鈴木議員は29日、モスクワ市内で報道陣の取材に応じ、「領土問題の解決と平和条約の締結が日本の一番の国益だ」と述べ、「動かない政治家には政治家の資格はない」と主張しました。
鈴木氏はこの日、ロシア漁業庁の副長官と面会し、北方領土周辺海域での日本の漁船による安全操業の早期再開や、灯台の修理を理由に停止している貝殻島周辺でのコンブ漁の再開などを要請したと明らかにしました。
30日にはロシア外務省のガルージン外務次官と面会し、北方領土での墓参の再開を呼びかけるとしています。
ロシアによるウクライナ侵攻後、鈴木議員のロシア訪問は去年10月に続き2回目で、林官房長官は29日の会見で今回の訪問に関し、「現時点で連絡は受けていない」と述べています。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
