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 ジャーナリストの青山和弘氏が現在大統領選で注目を集めているカマラ・ハリス副大統領と、東京都知事選で敗れた蓮舫氏の“共通点”について語った。

【映像】ハリス氏の発言が大バズり(実際の内容)

 カマラ・ハリス副大統領は1964年カルフォルニア州オークランド生まれ。父親はジャマイカ系、母親はインド系で黒人女性として初となるカルフォルニア州司法長官にも選出。2016年に南アジア系で史上初、アフリカ系女性で市場2人目という上院議員になった。

 議員としての経験は上院議員4年と副大統領4年を合わせて8年間となるが、青山氏は「いまハリス氏と蓮舫氏を比較する言説がネット上に多くある。『アメリカの蓮舫』だと。蓮舫氏とまったく同じというわけではないが、比較してみるといろいろと参考になる点がある」と切り出した。

 「蓮舫氏はお父さんが台湾の人で外国のオリジンを持っているということ。女性であること。そして、ハリス氏がなぜ評価されてきたかというと“質問力”だ」と指摘して「トランプ政権時代の司法長官に公聴会でガンガン質問した。検察官出身で一種のプロ。その質問力が評価されて、当時Black Lives Matter運動のなか副大統領になった経緯もある」と解説した。

 また、「攻撃力という意味と、リベラル系のいわゆる左派である点は蓮舫氏に似ている」と共通点を挙げたが「実は欠点も似ている」と指摘。

 「『左だ』とトランプ氏も攻撃していくと思うが、逆にハリス氏もそこに逃げ込んでしまうのはよくない。都知事選も同じだが、大統領選はマジョリティを取らないといけない。一部の票だけ取っても当選しない」と、マイノリティからの支持だけでは当選は難しいと説明した。

 「中間層をこれからどう取りにいくのか」と語る青山氏は「ディベートや討論や演説をしていくなかで、黒人や女性というだけで上がってきた人じゃないと。マイノリティの代表だけじゃないところを見せられるか」と、ポイントについて語った。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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