アメリカのバイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明して1週間。後継に指名されたハリス副大統領が勢いを見せています。この1週間で300億円を超える献金を集め、好感度調査ではトランプ前大統領を大きくリードしました。
ハリス陣営は28日、バイデン大統領が選挙選からの撤退を表明し、後継者にハリス氏を指名して以降の1週間の献金額が2億ドル、日本円でおよそ307億円に上ったと明らかにしました。全体の66%が今回の大統領選で初めて献金した人だったということです。
また、28日に発表されたABCニュースなどの世論調査では、ハリス副大統領の好感度が1週間前の35%から43%に上昇し、36%だったトランプ前大統領を上回りました。
無党派層に限ると、ハリス氏の好感度は44%と前の週から大幅に増加していて、トランプ氏の27%に大きく差をつけています。
バイデン大統領の撤退表明後にFOXニュースが行った世論調査では、鍵を握る激戦州のミシガン州とペンシルベニア州でハリス氏とトランプ氏が支持率49%で並び、ウィスコンシン州でも1ポイント差と、互角の戦いとなっています。
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