中国共産党で序列3位の趙楽際委員長は11日、訪問先の北朝鮮で最高人民会議の崔竜海常任委員長と会談し、両国の協力を強化する考えで一致しました。

中国外務省の発表によりますと、中国共産党の序列3位で全人代=全国人民代表大会トップの趙楽際委員長は崔竜海氏との会談で、今年が国交樹立から75年にあたると強調し、「戦略的協力を強化したい」と表明しました。

これに対し、崔氏は「交流と協力を深めたい」と応じたということです。

両政府は外交ビザを相互に免除する文書も交わし、新型コロナの収束以降に進んでいる高官の往来をさらに活発化させるとみられます。

趙楽際氏は13日まで北朝鮮に滞在し、国交樹立75年の記念行事の開会式に出席する予定です。

さらに、金正恩総書記と会談する可能性もあり今後の首脳の往来について話し合うか、注目されます。

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