アメリカのバイデン大統領が大統領選からの撤退を表明した後に行われた世論調査で、ハリス副大統領の支持率がトランプ前大統領をわずかに上回りました。
ロイター通信などがバイデン大統領が撤退表明をした後の今月22日と23日に行った世論調査では、民主党の大統領候補となることが有力なハリス副大統領の支持率が44%と共和党のトランプ前大統領の42%を2ポイント上回りました。
トランプ氏の暗殺未遂事件直後の今月15日から16日にかけて行われた調査では両者の支持率は44%で並んでいました。
また、今回の調査ではハリス氏について56%の人が「明晰に懸案に対応できる」と答え、トランプ氏の49%、バイデン氏の22%を上回りました。ロイター通信の取材に対し、トランプ陣営は「実際に(ハリス氏の)支持が増えているわけではなくメディアが大きく取り上げている影響で、一時的に数字があがっているだけだ」と答えています。
一方、同じくバイデン氏の撤退表明後の22日に行われた公共ラジオ「NPR」の世論調査ではトランプ氏の支持率が46%と、45%のハリス氏をわずかにリードしています。
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