今年の7月21日の世界平均気温が、1940年以降の観測史上最高を更新した。
欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」が23日に速報値として発表した。
発表によると、21日の世界平均気温は17・09度で、これまで最高だった2023年7月6日の17・08度をわずかに上回った。
人類の活動による気候変動とエルニーニョ現象の影響で、月単位での世界平均気温は今年6月まで13カ月連続で最高を更新し続けている。
同機関のブオンテンポ所長は「過去13カ月の気温とそれまでの気温との差の大きさは驚異的だ。地球温暖化の継続に伴って、今後の数カ月、数年間で新たな記録が更新されることになるだろう」と推測している。【ニューヨーク八田浩輔】
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