アメリカ・トランプ前大統領の暗殺未遂事件で、警護を担当したシークレットサービスのチートル長官が辞任しました。

チートル長官は22日に開かれた議会の公聴会で、暗殺未遂事件について「ここ数十年で最大の失敗だった」と証言。党派を超えた多くの議員から辞任を求められ、責任を取って辞任することとなりました。

バイデン大統領は、「速やかに新たな長官を任命する」との声明を発表しています。

一方、23日の議会の公聴会で、事件があったペンシルべニア州の警察のトップは、容疑者が屋上から発砲した建物は州警察の警備の対象外だったと証言しました。

また、建物の屋根の傾斜が急で安全のために警備担当者を配置できなかったとのチートル長官の発言については、「賛成できない」との意見を表明しました。

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