中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は22日、企業向けの貸し出し金利について、0.1%利下げしたと発表しました。金融緩和を進めることで景気回復を促す狙いがあります。

中国人民銀行は22日、LPR=企業向けの貸し出し金利について、1年物と5年物、いずれも0.1%利下げしたと発表しました。これにより1年物は3.35%、5年物は3.85%となります。

1年物は去年の8月に0.1%下げて以来11か月ぶり、住宅ローンの基準となる5年物は今年2月に0.25%利下げして以来となります。

中国は不動産不況や消費の低迷により景気が減速しており、金融緩和を進めることで住宅購入や企業の資金調達を促し、景気回復への足掛かりにしたい考えです。

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