「ウィンドウズ」を搭載したパソコンでのシステム障害をめぐり、海外でも影響が広がっています。
アメリカのFAA=連邦航空局は、アメリカン航空など航空主要3社のすべての便について離陸を認めないとする通達を出しました。その後、「影響はなくなった」と発表しましたが、現在でもボストンやラスベガスなど複数の空港が閉鎖されていて、アメリカを発着するおよそ2500便が欠航となりました。
また、FCC=連邦通信委員会は警察や消防への緊急通報システムにも障害が発生したとの報告があるとしています。
フランスでは、まもなくオリンピックが開催されるパリで、報道関係者らの入場許可証の発行作業に影響が出ました。大会組織委員会によりますと、一般向けのチケットシステムには影響はなかったということです。
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