アメリカ野球殿堂博物館で、日米の野球交流の歴史をたどる企画展が来年夏に開催されることになりました。

アメリカのエマニュエル駐日大使は18日、記者会見を開き、「野球とベースボール:太平洋を越えた日米の野球交流」と題した企画展を来年7月から、ニューヨーク州にあるアメリカ野球殿堂博物館で開催すると発表しました。

この企画展では、アメリカの野球チームによる初の来日試合からベーブ・ルースの来日、メジャーリーグでの日本人選手の活躍など、150年以上にわたる野球を通した日米間の交流の歴史が紹介されるということです。

アメリカ エマニュエル駐日大使
「鈴木、大谷、ダルビッシュ、その他、アメリカの野球界で活躍する日本人選手たちはいますが、最初にプレーした選手たちの礎の上に築かれたという事実を見失うべきではありません」

日本人初のメジャーリーガー・村上雅則さんや野茂英雄さん、イチローさんや大谷翔平選手といった日米野球界の発展と親交に貢献してきた日本人選手たちのゆかりの品なども展示されるということで、その一部も披露されました。

会見には、アメリカ野球殿堂博物館の館長や村上雅則さんのほか、メジャーリーグや読売ジャイアンツで活躍したウォーレン・クロマティさんも出席し、野球は国を越えて人々に絆をもたらすなどと熱く語りました。

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